塗料の違いで変わる!外壁防御力を徹底解説

強い家を作るには、塗料の選び方が重要

外壁塗装は、見た目を綺麗にするためだけではなく、雨風や紫外線から建物を守る重要な防御膜です。

本記事では、塗料の種類毎に異なる「防御力」をプロが詳しく解説します。伊丹市、三田市、川西市、猪名川町、宝塚市、尼崎市、神戸市北区エリアで、雨漏りにお悩みの方は必見です。

塗料の種類と特徴

外壁塗料には、主に アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素 があり、安価なアクリルから高価なフッ素へグレードが上がり、耐久性も高くなります。さらに、特定の機能を持つ ラジカル制御、無機、光触媒、遮熱・断熱塗料 なども選択肢として存在します。

塗料の種類特徴耐久年数コスト
アクリル塗料最も安価ですが耐久性は低く、一般的にあまり推奨されません(現在ではあまり使用されなくなっています)5~7年前後★★★★★
最も安価です
ウレタン塗料コストパフォーマンスに優れ、柔軟性が高いですが耐久性がやや低いです。8年前後★★★★
比較的安価です
シリコン塗料耐久性や防汚性に優れ、価格と機能のバランスが良いことから、現在一般的に最もよく使用されています。10~13年前後★★★
耐久年数と価格の
バランスが最も良いです
フッ素
塗料
耐久性が最も高く、高価ですが、長い目で見るとメンテナンスコストを抑えられます。15~20年前後★★
耐久年数はNo.1
価格も高めです
耐久年数はお住いの地域の環境により左右されます

【特殊性能を持つ塗料】

塗料の種類特徴耐久年数コスト
ラジカル制御塗料ラジカルという劣化要因を抑制する顔料を配合しているのが特徴です。シリコン塗料とフッ素塗料の間に位置するハイブリッド塗料で、低汚染機能を備えています。12~15年前後★★★★
無機塗料有機物と無機物を組み合わせた塗料で、塗膜を劣化させる原因となる有機物が少ない塗料です。非常に高い耐久性を持っています。20~25年前後★★★★★
光触媒
塗料
光の力で汚れを分解し、セルフクリーニング効果を発揮します。15~20年前後★★★★★
遮熱断熱塗料室内の温度上昇を抑制し、省エネ効果が期待できます。10~20年前後★★★★★
遮熱放熱塗料室内の温度上昇を抑制し、省エネ効果が期待できます。10~22年前後★★★★★
耐久年数はお住いの地域の環境により左右されます

塗料でどのような効果が発揮するのか?

塗料を使って塗膜というものを形成していきます。

この「塗膜」薄くてもだめ、厚すぎてもだめです

1. 塗膜の形成が非常に重要

3回の塗り重ねで合計0.06~0.1mm程度が最適です。

3日目塗装の様子

厚すぎると塗膜のひび割れや剥がれ、薄すぎると耐久性低下のリスクがあるため、塗料メーカーの推奨する膜厚を参考に、過剰塗布や塗布不足を避け、均一に仕上げることが重要です。

また、防水性、ひび割れ追従性、耐候性の三要素も必須です。塗料性能と施工精度が揃って初めて、防御力を発揮します。

2.防水性

塗料は、防水膜を形成します。

雨漏りが気になっているお客様宅にてマスチック工法にて施工中
  1. 防水性が低い塗料 → 豪雨で浸水しやすく、外壁内部まで水が到達。
  2. 防水性が高い塗料 → 表面で水をはじき、内部に浸水させない。

特に、台風では雨量×風圧の複合ダメージがあるため、防水性・撥水性の高い塗料が必要です。

3. ひび割れ追従性

塗料の柔軟性も重要です。

小さなひび割れ(ヘアクラック)に追従できない塗料だと、そこから台風時に水が侵入します。塗膜が柔らかければひび割れにも密着しやすく、水の侵入を防ぎやすいという特徴があります

  • シリコン塗料は、柔軟性があるが経年劣化が早い。
  • 無機塗料は硬く割れやすいが、最新の無機系は樹脂とのブレンドで柔軟性も確保。

地域の特徴と塗料選び

地域毎に異なり、外壁塗装の最適解も変わります。

  • 関西圏(兵庫・大阪・和歌山)
     南海上を通る台風の直撃を受けやすく、横殴りの豪雨による外壁浸水が多発。→ 防水性の高いフッ素・無機塗料がおすすめ
  • 九州・四国
     台風の通過回数が多く、風圧・塩害も深刻。→ 無機塗料+耐塩害仕様 がベスト。
  • 関東
     台風直撃は少ないが、大雨によるゲリラ豪雨が頻発。→ シリコンでも可能だが、防水性を高めた弾性塗料を推奨
  • 東北・北海道
     台風の影響は少ないが、近年は温暖化の影響で大型台風の北上が増加。→ 寒冷地対応のフッ素・無機塗料が有効

地域の気候特性を考慮した塗料選びは、台風対策だけでなく長期的な外壁寿命の延伸にも繋がります。

  • 地域特性 × 塗料性能で、最適解を選ぶことが重要。
  • 台風常襲地では、高耐久塗料の導入メリットが特に大きい。
  • 自宅の立地条件(沿岸部・内陸部・都市部)も、考慮に入れる。
地域おすすめ塗料
雪が降る地域フッ素塗料無機塗料のような耐久性と防水性に優れた塗料がおすすめです。
これらの塗料は、凍結融解の繰り返しによる劣化を防ぎ、水分の浸透を防いで外壁を
守ります。
また、汚れが付きにくい防汚性も期待でき、長期間美しさを保つことができます。
雪が積もる場合は、光沢があり、雪が滑り落ちやすい塗料を選ぶとよいでしょう。
山に囲まれた地域雨風による影響で塗料が劣化しやすい可能性があるため、耐候性・耐久性に優れた
無機塗料フッ素塗料を選ぶのがおすすめです。
予算やメンテナンスの頻度を考慮しコストパフォーマンスに優れたシリコン塗料
選択肢に入ります。
海合いの地域塩分による外壁の劣化(塩害)を防ぐため、フッ素塗料無機塗料といった、耐候性
や防汚性に優れた高耐久塗料を選ぶのがおすすめ
です。
これらは費用が高めですが耐用年数が長くメンテナンスの頻度を減らせるため、結果
的にトータルコストを抑えられる可能性があります。鉄部がある場合は、防錆効果の
ある下塗り塗料と組み合わせて使うことも重要です。
都市部の地域大気汚染や排気ガスによる汚れが付きやすいので、「低汚染性(汚れにくい)機能を
持つ塗料」を選ぶのがおすすめです。
耐久性とコストのバランスが良いシリコン塗料さらに長期間美観を維持したい場合は
フッ素塗料や無機塗料が適しています

外壁色と紫外線の意外な関係

黒色は熱を吸収する、白色は熱を反射するという言葉を耳にしたことはあるかと思います。

外壁色も同じです。

濃い色(黒・濃紺・濃茶など)は太陽光を吸収しやすく、夏場には表面温度が60℃以上になることもあります。この高温状態が繰り返されると塗膜の分子構造が早く崩れ、劣化が加速すると言われています。

一方で、白やベージュなどの淡色は太陽光を反射しやすいため、塗膜劣化の進行が緩やかになると言われています。

  • 暑さ・紫外線の強い地域(西日本・南日本)では、淡色系が長持ち。
  • 濃色を選ぶ場合は、フッ素や無機など高耐久塗料と組み合わせるといいでしょう。
  • 外壁の美観と防御力のバランスを考えて、色選びをする。

ベランダ防水と塗装の相乗効果

外壁塗装と同時にベランダ防水工事を行うことで、台風時の浸水リスクを大幅に軽減可能です。特に、FRP防水やウレタン防水は、塗装と相性が良いです。

台風被害で意外と多いのが、ベランダからの浸水です。ベランダは雨が直接吹き込む場所であり、床の防水層が劣化していると雨水が下階へ侵入します。

ベランダ床のクラック

塗装工事と同時にベランダ防水を見直すことで、家全体の耐水性を底上げできます。例えば、FRP防水やウレタン防水は塗膜防水であるため、外壁塗装と同じタイミングで施工すると工程をまとめられ、コスト削減にもなります。

特に、近年の台風では、バルコニー排水口の詰まりが原因で水があふれ、サッシから室内へ浸水するケースが増えています。防水工事だけでなく、排水口清掃の習慣も欠かせません

  • 外壁塗装とベランダ防水は同時に行うと、効率的。
  • 排水口・ドレン掃除は台風前に、必ずチェック。
  • ベランダ防水の劣化は、室内漏水に直結する。

自分でできる!外壁セルフチェック

以下のセルフチェック項目を実践しましょう。

  1. 外壁全体を見回して、新しいシミや濡れ跡がないか確認。
  2. 塗膜が剥がれたり、膨れていないかをチェック。
  3. サッシや窓枠まわりのコーキングに、新しいひび割れがないか。
  4. ベランダ・バルコニー床に、水が溜まっていないか。
  5. 屋根と外壁の取り合い部分に、変化がないか。

これらは専門業者に依頼する前に、施主自身でも確認可能です。

台風後は特にチェック必須です
  • 見て触るセルフチェックを必ず実施。
  • 異常があれば早めに業者へ相談。
  • 記録写真は、修繕・保険で重要な証拠になりますのでたくさん撮影しておく。

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