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なぜ、現地法人設立をするのか?現状の問題点
地元地域密着の専門店がなぜ、ベトナム進出をするのか?小さい中小企業が、とんでもない事にチャレンジしようとしています。しかし、きっかけはベトナム実習生を受け入れた時から始まりました。
実習生の日本で働く、動機や覚悟を聞き感動したのが始まりです。今の日本人にはなかなかいない人財が溢れるベトナム。共に、自己成長し自己実現して会社発展したいと思ったのがきっかけです。
日本で技術を身に着けても、帰国した実習生が活躍できる会社がない!
実習期間は3年~5年間 そこから特定技能の道があります。実習生 特定技能が帰国してから、日本で習得した技術を活かして活躍できる会社がなく、違う仕事をしているのがほとんどです。

ベトナムでも建築業界は不人気であり魅力ある業界でない。
ベトナムにおいても安全対策面でも確立できておらず、魅力ある業界でないのが現状 安全靴やヘルメットを着用せず、サンダルで仕事をしている状況を目のあたりにしました。雨漏りや塗装の捲れなどのクレームも多く、困っている現状を知りました。

ベトナム実習生の日本での仕事の能力 姿勢は?
家族の生活の為に稼ぎに来ている彼らは、日本に来るまで日本語学校に入り語学を勉強してきます。その為に借金をして来ている実習生が多く、相当な覚悟できます。仕事に対する姿勢は真面目で素直で仕事能力も高く技術の習得も早いです。にこにこリフォームではお客様にも大人気です。クレームなどもなく、よく褒められるぐらいよく働きます。そんなベトナム実習生は日本人の性格に似ていてまた器用です。職人仕事にはとてもあっていると感じています。


1. 設立の意義と目的
にこにこリフォームでは企業理念と行動指針がありますが全てスローガン的なものでなく、理念に基づいて意思決定しビジョンや戦略・事業計画が決まっていきます。
今回のベトナム現地法人 「NICONICO REFORM VIETNAM」設立プロジェクト
- 人と人との繋がりを大切にする真のファミリーカンパニーとして地域に愛される会社にします。
- 建築業界を魅力ある業界に変えるパイオニアとしての使命を全うします。
- 私達は世界の建築業界の健全発展に貢献します。
理念のもと決定しました。このプロジェクトはにこにこリフォームにとって大きな意義のあるプロジェクトとして5年前から進めておりました。その第一歩であるベトナムの拠点が決まりました。
でわ 設立の意義と目的を紹介いたします。

1 帰国した元技能実習生の活躍できる場の提供
日本で技術を習得したベトナム人技能実習生に対し、帰国後に母国で活躍できる機会を提供することは、彼らのキャリアパスを広げると同時に、当社にとって即戦力となる人材を確保するメリットがあります。日本の技術や品質基準を理解した人材が活躍することで、日系企業の強みである「日本品質」を維持し、日越両国関係の更なる発展に繋がることができます。これにより、成長市場への参入だけでなく、日系企業のニーズに応じたメンテナンス業務や技能実習生のキャリア支援、及び日越の架け橋となる付加価値を生むことができます。

2 市場拡大と日系企業のメンテナンス需要
ベトナムは急速な都市化と経済成長が続いており建築需要が増加しています。既に多くの日系企業が進出しており、工場や商業施設の建物のメンテナンスや外壁塗装の需要が高まっています。特に日本の品質基準でのメンテナンスは、日系企業の信頼を得やすく、安定した仕事の受注に繋がり、この市場での地位を確立できる意義があります。

少子高齢化が進む中、東南アジアの人財は日本にとって大切な人財である!
日本人は海外・特に東南アジアに出て世界を見るべきたと感じます。日本の成熟した社会でなく発展していく国には夢と希望があります。今の日本の若者にもベトナム人と接する事で国際感覚を身に着けて欲しい。経済大国日本と呼ばれて安堵していたら将来、世界に取り残されてしまいます。
弊社では働き方を改革して、人種を超えて全ての社員にチャンスを創りたいと考えております。その一歩が海外進出となります。



私も50歳を迎えて、新たなチャレンジとなります。地域密着専門店が世界へ挑戦します。
TO THE WARLD FROM THE LOCAL