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グレーの特徴とは?
グレーは、黒と白の間の色味を持たない無彩色、シルバーによく代替される色です。
はっきりしない、曖昧な印象、控えめ、慎重さを感じさせます。
高層ビル、アスファルト、電柱などに使用される色で、スタイリッシュな印象を与えます。
ここでは、グレーの特徴とおしゃれに仕上げるポイントをご説明させていただきます。
■青白橡(あおしろつるばみ):灰みのあるくすんだ黄緑色。
■薄墨色(うすずみいろ):墨を薄めたようなやや薄い灰色。
■薄鈍色(うすにびいろ/うすにぶいろ):つるばみいろなどと同じく、無彩色系の鈍い鼠色。
■薄鼠(うすねず/うすねずみ):薄いねずみ色。
■銀色(ぎんいろ):白金とも呼ばれる、美しい金属光沢のある灰色。
■銀灰色(ぎんかいしょく):銀色を帯びた灰色。
■銀鼠(ぎんねず/ぎんねずみ):銀色のようなほんのり青みを含んだ明るい灰色。
■消炭色(けしずみいろ):消し炭のような橙みの暗い灰色。
■濃鼠(こいねず/こいねずみ/こねず/こねずみ):濃いねずみ色。
■白銀色/銀色(しろがねいろ):白と銀の混合色で、銀の色が強いほど白銀色に近いと言われます。
■石板色/石盤色(せきばんいろ):スレートグレイ(Slate Gray)の訳名で、石板の色に見る暗いグレイを言います。
■茶鼠(ちゃねず/ちゃねずみ):黄赤みの灰色。
■橡色(つるばみいろ):橡の実を砕いて煎じたものを鉄媒染で発色させた青みがかった黒色。
■鉛色(なまりいろ):鉛のような少し青みを帯びた灰色。
■鈍色(にびいろ/にぶいろ):橡色などと同じく、無彩色系の鈍い鼠色。
■鼠色(ねずみいろ):鼠の体毛の色の様な暗い灰色や灰色系統全般を指す色名。
■港鼠(みなとねずみ):薄い青緑みの鼠色。
■灰色(はいいろ):物を燃やした際に出る灰のような色。
■鋼色(はがねいろ):鋼のような色。光沢のある白色。
■藤鼠(ふじねず):薄い紫の藤色を鼠がからせたような落ち着いた雰囲気の青紫色。
■深川鼠(ふかがわねずみ):薄い青緑みの灰色。
■山藍摺(やまあいずり):染料植物の山藍で摺すり染めた布の色で、灰色掛かった青緑色。
■山鳩色(やまばといろ):山鳩の羽のような灰味の強い鈍い黄緑色。
■黝色(ゆうしょく):黒っぽくて光沢のある色。
■アッシュグレイ/アッシュグレー(Ashgrey):アッシュ(灰色)とグレー(灰色)を合わせた色。
■ガンメタルグレイ/ガンメタルグレー(Gnmetalgray):光沢のある濃いグレー。
■グレイ/グレー(Gray/Grey):灰色。ねずみ色。
■シルバー(Silver):本来は金やプラチナと並び代表的な貴金属の一つである銀の色のことで、一般的には銀の色に近づけ再現したメタリックなカラー。
■シルバーグレイ/シルバーグレー(Silvergray):銀のような光沢を感じる灰色の色名です。
■スカイグレイ/スカイグレー(Skygray):スカイグレーは曇り空のような、わずかに青みを帯びた明るい灰色。
■スチールグレイ/スチールグレー(Steelgray):スチールとは鋼(はがね)という鉄を主成分とする合金のことです。
■スレートグレイ/スレートグレー(Slategray):灰色と青色の混合色。
■セラドン(Celadon):青磁に似た薄い緑色。
■ダブグレイ/ダブグレー(Dovegray):鳩の羽のような紫みの灰色。
■チャコールグレイ/チャコールグレー(Charcoalgray):木炭や炭の色で、やや紫みの暗い灰色。
■トープ(Taupe):黒に近い灰色系カラー。
■パーチメント(Parchment):羊皮紙の色。
■パールグレイ/パールグレー(Pearlgray):真珠の色合いを帯びたようなグレーで、少し輝きを感じる明るい灰色。
■ファウンテンブルー(Fountainblue):青と白の混合色。
■フォグブルー/フォッグブルー(Fogblue):灰色と青色の混合色。
■モスグレイ/モスグレー(Mossgray):モスグリーンがかった灰色。
■ローズグレイ/ローズグレー(Rosegray):ローズ色がかった灰色。
グレーには濃淡があり、色調が幅広い
グレーは、一言では言い表せない色です。
色調が幅広く、薄いグレー、濃いグレー、青み掛かった色、淡い色など様々です。
細かい色味であるため、最初にどの様な仕上がりにしたいのかをイメージして色選択することで、より洗練された理想的な色に近付けられます。
例えば、グレーはグレーでも、チャコールグレーは消し色と言われるように、黒に非常に近しい濃いめのグレーです。
一方、ライトグレーは青みがかった明るい色で、薄めのグレーです。
同じグレーでも違った印象になるため、色選びは非常に重要になります。
また、外壁や塗装の種類によっても、印象が変わります。
N85を使用した施工事例はこちら
色選びでご不安な場合は、安心して頼める専門業者に、「家のイメージに合った色の種類は何か?」を相談してくださいね。
他の色に合わせやすく、周囲の景観に馴染みやすい
家の外観にグレーを取り入れることで、配色しやすくなります。
そして、できれば、外壁の色を3色以内に抑えましょう。
そうすることで、まとまりにくい印象を与えず、お洒落で洗練された仕上がりになります。
おすすめは、ツートンカラーです。
グレーに、ブラック、ブラウン、ネイビー、ベージュ、ホワイト、濃いめの赤などを加えることで、マッチします。
または、濃いグレーと薄いグレーのツートンカラーも良いでしょう。
外観の色選びの失敗事例として、外壁の色が周囲になじまず浮いてしまったと言ったことがあります。
周囲の景観に馴染みのない色を取り込むことで、調和が取りにくくなります。
そう言った点で、グレーはアスファルト、電柱、ビルの外壁などに広く用いられるため、どんな景観にも馴染みやすいとされます。
都会のみならず、郊外や地方など周辺に自然が多い場所でも悪目立ちしないでしょう。
無彩色のグレーは、落ち着いた雰囲気になります。
そういった場合は、建物形状、デザインを工夫することで、オリジナリティのある仕上がりにできます。
外壁の色選びでは、色の面積効果に注意する必要があります。
色の面積効果とは、同じ色でも使用する面積の大きさによっては見え方が異なる現象のことを言います。
明るい色は面積が大きくなるにつれ、より明るく見え、反対に暗い色は面積が大きくなるにつれ、より暗く見えます。
自然素材との組み合わせ
グレーを単体使いにすると、無機質な印象になりがちですが、木材などの自然素材を組み合わせることで、シャープな印象の中にも温かみが生まれます。
自然素材との組み合わせで柔らかい印象を与え、全体的に上品でおしゃれな雰囲気を演出します。
グレーは、植物の緑との相性も良好です。
何故なら、グレーはもともと砂利や石など自然素材に存在する色であるため、木材や植物の緑が美しく映えるのです。
汚れが目立ちにくい
外気に直接触れる外壁は、排気ガス、埃、コケ、カビなどの汚れが付着します。
主に、高層マンションや高層オフィスビルの外壁にグレーが用いられるのは、メンテナンスの頻度を抑えるのが目的であることからです。
汚れや劣化が目立ちにくいグレーの外壁は、メンテナンスコストの節約に繋がる可能性があります。
基本的に、グレーは汚れが目立ちにくい色とされています。
但し、色味によっては反って汚れが目立つ場合があります。
白に近い薄めのグレーや、黒に近い濃いめのグレーを選択する際には、注意が必要です。
また、色味だけでなく、外壁の質感によって汚れの付きやすさに違いが出ます。
特に、マットなグレーは要注意です。
一般的にツヤ消しのマットカラーの塗膜は、光沢がある塗膜に比べ、表面がザラザラしており、外壁の凹凸に汚れが溜まりやすいためです。
汚れを目立たせたくない場合は、ツヤありのグレー、且つ、黒と白の中間色のグレーを選択すると良いでしょう。
オシャレな家に仕上げるポイント
しかし、人気のあるグレーは誰も選びやすいですが、一色だとのっぺりした感じになり、単調で締まりがなくなり個性が出にくくなります。
そこでグレーでオシャレにカッコよく仕上げるコツをまとめました。
1 グレーとの組み合わせ
屋根をグレーにしたり、屋根と外壁で色を分けたり、縦のラインで分けたり、ツートンにする事で、グレーと他の色とがまとまりのある印象になります。グレーも、薄い濃いで分けるとまた違った印象になり、おしゃれに仕上がります!
屋根をグレーに
部分で変える
レンガとの組み合わせ
屋根と外壁をグレーに
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