じゃがいもと似ている?!収穫と人を育てるということ
こんにちは、木下です!
先日、我が家の家庭菜園でじゃがいもの収穫をしました。

私にとっての畑の時間は、あれこれと考えを巡らす時間でもあります。
茎の周りをそっと掘り進め、手探りでじゃがいもを探していく作業は、思った以上に繊細で
どこにあるか分からない中、感覚を頼りに少しずつ掘り出していく。
その時間は、相手の中に眠る力を見つけようとする瞬間にも似ていました。

野菜を育てるのは手間がかかりますが、それ以上に「育てる楽しさ」「収穫の喜び」が大きいですね。特に子どもと一緒に収穫できると、食育にもなりますし、なにより楽しい時間になります。

じゃがいもは、土の質、水やり、日照など、環境が整って初めて健やかに育ちます。
これは職場や教育の現場でも同じですよね。
「この人は伸びない」と思う前に、その人に合った土壌(環境)があるか、
成長のための栄養(学びや経験)が届いているか、考えることが必要です。



収穫したじゃがいもは、大きいものもあれば小ぶりなものも。
形もまちまちで、どれ一つとして同じものはありません。
でも、それぞれに味があって、料理によって活かされ方も違います。
人材もまた、同じ基準では測れない多様な個性を持つもの。
一人ひとりの強みを見極めて活かすことが、「育てる」うえでの醍醐味だと感じました。