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塗装工事において塗膜厚の確保が大切!
外壁屋根塗装を調べると3回塗りが大切だとよく聞くと思いますが、なぜ3回塗らなければいけないのでしょうか?時には4回塗りと言っている塗装店も耳にします。
しかし、なぜ、何回も塗らなければいけないのか?
塗料の効果 性能を100%発揮させるためです。
その為に塗膜厚の確保します。
外壁屋根塗装 付属部雨樋鉄部木部など塗装の使用する塗料は、メーカによって使用方法が決まっており、適正な塗膜厚を均一に塗布しなければいけません。しっかりメーカが推奨する塗装方法で職人の施工技術が大切です。
今回は塗装工事で大事な塗膜厚について解説していきたいと思います!
住宅塗装において適正な塗膜厚は?
鉄 非鉄用の塗膜厚測定器
外壁・屋根にはウエットゲージ
外壁屋根塗装は適正な塗膜厚は塗料によって若干異なりますが、目安として
下塗り20~40ミクロン(0.02㎜~0.04㎜)
中塗り50ミクロン(0.05㎜)
仕上げ50ミクロン(0.05㎜)
弾性塗料の場合膜厚が増えるため200~300ミクロン(0.2㎜~0.3㎜)
下塗りは耐候性などは関係なく密着性を高める事を重視されていますが
中塗り上塗りは紫外線などから建物を守る耐候性耐久性が重視されております。
なので塗膜厚の確保は塗装工事において最重要な技術です。
適正な塗膜厚にするために塗装工程を見える化にする。
①色替え工法を行う。中塗りの色を変える。
中塗りの色を変える事でお客様にも今の工程がわかり且つ職人の塗り残し透けも明確に見える。
②使用塗料缶数を確認する。適正な塗料が使用されているか検査する。
使用した塗料缶数を報告する。
③塗膜厚検査を行う
塗膜厚測定器を使い適正な塗膜厚が確保されているか行う!
下塗り
中塗り
上塗り(仕上げ)
塗膜厚を確保するための職人の技術が重要!
どのようにして外壁屋根を均一に適正な塗料を塗布するのか?ここが職人の技術力となってきます。均一に塗膜厚を塗る技術には基本があります。この基本に沿って塗装を行うことでにこにこリフォームでは、施工品質の統一化しております。簡単に説明しますね!
①ローラに塗料をしっかりつける
②N字に塗る 間配り
③十字に塗る 均一に仕上げる
ローラを転がす力加減 刷毛の塗料をのせて塗る調整は職人による感覚が技術となります。
一流の職人になるまでは、経験と知識がいるので年数がかかります。
早く! 綺麗! 塗膜厚しっかり! 心技体の技術!
従来は塗装職人は手作業が多いので職人の技術は個人差がでます。腕の良い職人は「早い きれい 塗膜厚しっかりとつけて塗ります。」そんな腕の良い職人の技術指導は「見て覚えろ」の指導方法が一般的でしたので、職人技術を身に着けるのに最低10年はかかりました。それを改善するために弊社ではマニュアル型を作り 親方が子方を指導する!システムを構築している途中でもあります。
大切なことはお客様に喜んで頂く仕事をする!
『心技体(しんぎたい)』とは、心(こころ)技(ぎじゅつ)体(からだ)全てバランスが整ったとき、最大限の力が発揮できる。そんな人材を育成しております!