屋根塗装工事において 縁切りという作業は本当に必要なのか?

縁切りはしなければいけないの?

こんにちは。1級塗装技能士の長石です。今回はお客様からよくあるご質問におこたえします。

屋根塗装工事において「縁切り」という作業があります。

さて、「縁切り」とは何なのか、どういうことをするのかをご説明いたします!

縁切りとは?

簡単に説明しますと
縁切りとは、カラーベスト(屋根材)の重なりに塗膜が詰まると雨水が毛細血管現象で逆流して抜けなくになる可能性を防ぐために詰まった塗膜をカッターや皮スキという道具で取り除く作業をいいます!塗膜が雨水の流れを妨ぎダムの役割をしてしまうためです。

縁切りをしなくていい理由

逆にいうと、重なり部分に隙間が
あり、塗膜が詰まらずに塗れば必要ない作業となります。

このようにカラーベストの重なりに隙間空間があります。

その場合は縁切り作業をするメリットはなくなります。デメリットのみとなります。デメリットは3点あります。

①屋根材をカッターや皮スキで除去する時に痛めてします。
②仕上がってから行うと汚してしまう!
③手間と時間がかかり工程が長引く!

縁切りをする場合の大切な事

カラーベストの重なりに隙間がなく
二回目,三回目の塗り替えで塗膜が詰まっている場合は中塗り完了後に縁切り作業を必ずします。その時はカッター、皮スキ、電動サンダーなど使用します。

大切なポイントは中塗り完了後に縁切りを行う事です。

中塗り完了後にする理由は仕上げ後にするとせっかく仕上がった綺麗な屋根を汚す事になるからです。そのようにならように中塗り完了後に縁切りをするわけです。その後はしっかり補修も行います。

縁切りを行った後の仕上げは職人の塗装技術が必要!

もちろん、仕上げはカラーベストの重なりに塗膜を詰めないように塗る技術が必要です。そこはにこにこ職人の技術でカラーベストの重なり部分に塗膜が詰まらないように塗装します。ローラをいかにうまく使いこなすか!ただ塗るという作業でなく、どのように塗れば長く綺麗に長持ちするのか!と心を込めて塗る事で技術向上する事が大切です。

縁切りを行っても行わなかったとしても必ず必要なこと

施工後には必ず施工管理者が点検をし写真を撮り、お客様に説明の上、確認できるように保管いたします。それがないと不安になりますよね!にこにこリフォームでは自社職人に職歴35年の一級塗装技能士が在籍しているのでその経験と知識に基づいて常に改善を重ねております。

にこにこリフォームでは、極力、無駄な作業をなくし必要な作業にしっかり行う事に日々研究しております。10年前は必要と言っていた事が
今では逆になくなっている事もあります。
その時、メーカーは保証してくれません。地元密着で工事している我々工事店が責任を負うことがあります。地元で工事していると言う責任です。なので、弊社では、知識と経験に基づいて判断し決断し、責任施工に取り組んでおりますのでご安心くださいね。

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