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アイボリーの特徴とは?
アイボリーは、象牙色とも呼ばれており、文字通り、象の牙のような色合いのカラーです。
クリーム色に近く、厳密に言えば、クリーム色をさらに薄くした色、すなわち、やや灰色の色みが強い色です。
上品さを感じさせる色で、 高級な印象を持つインテリアなどで多く使用されています。
この色を他の色と組み合わせてデザインする場合は、原色や濃い色ではなく、同じような淡い色を合わせることで、調和が取れます。
はっきりとした純白とは異なり、アイボリーならではの、淡く、柔らかく、落ち着いた雰囲気は、外壁塗装には大変魅力的に映り、人気色として選ばれています。
【色々なアイボリーの一例】
■アイボリー(Ivory): 象牙色
■アイボリーホワイト(Ivory White): 黄色味の白色
【近似色】
■肌色:肌の色をイメージした、薄いオレンジ色を指す
■練色:漂白する前の 練糸 の色で、わずかに 黄色 みがかった 白
■クリーム色:ごくうすい黄色
■オフホワイト:わずかに色が感じられる白色
■生成色:漂白あるいは染色される前の「素材そのものの色」のことをいいます。 具体的には、ほんの少し黄色がかった白色です。 アイボリーやオフホワイトと混同されるケースが多いですが、実はまったく別の色であることを覚えておきましょう。
■鳥の子色:色彩学者の長崎盛輝は、この色の英名を「アイボリー」と紹介している。
■ベージュ:灰色と赤味を帯びた黄色
このような特性から、汚れが目立ちにくく、落ち着いた色合いでありながらも、程よい温かみを持つアイボリー色は、優しさに加え、優雅さを表現するのに有効な色です。
デザインにおいて、アイボリー色をうまく活用することで、他の色と調和し、洗練された雰囲気を演出することができるでしょう。
ここでは、アイボリーの特徴とおしゃれに仕上げるポイントをご説明させていただきます。
アイボリーと相性の良い色
外壁色を考える上で大切なのは、付帯部、屋根、庭などの周りの色といかにマッチするかという点です。
赤、黄、緑、青の原色よりも、黒、茶、ネイビー、白、ベージュの落ち着いた色合いとの相性が良いでしょう。
赤系統でも、薄く淡いピンク色なら合わせやすいです。
アイボリーは、主張しすぎず、他の色と共存しながら一緒にある色を引き立てる役割をします。
どんなタイプの建物でも合わせやすい
先述に原色より淡い色が合わせやすいと表記していますが、実は、庭にある緑の木々などには映えます。
また、玄関周りのタイル、瓦屋根、赤味のあるレンガとの相性も良く、和洋どちらのタイプでも合わせやすいと言えます。
淡い色との組み合わせは優しい印象、黒との組み合わせは洗練された印象、グレーとの組み合わせはスタイリッシュな印象、茶との組み合わせは暖かみのある印象、ネイビーとの組み合わせはモダンな印象、淡色の組み合わせに加えて黒の帯板は引き締まった印象を与え、ダークベージュとの掛け合わせは統一感を持たせ、木目調の装飾との掛け合わせはナチュラルに仕上がります。
白っぽい外壁にしたいけれど、真っ白は、光って見えるとお考えの方、明るい印象にしたいけれど、落ち着きも欲しいという方におすすめの色です。
アイボリーでオシャレな家に仕上げるポイント
アイボリーは、弊社の一番人気色です。
淡い色との組み合わせで、一気に落ち着いた雰囲気になります。
また、他の色と組み合わせることで、明るく仕上げることもできます。
1 和テイスト x アイボリー
塗装職人の手塗りで綺麗になり、まるで新築のような外観に見えています。
アイボリーの色は、薄くも濃くも、屋根瓦の色と調和して、落ち着いた印象を醸しだします。
また、洋風建築のレンガなどにもマッチします。
和風
洋風
1 アクセントをつける
雨どい 破風板 雨戸 幕板 など付属部の塗装でアクセントをつけて、個性を出す。
原色とは合いにくいアイボリーですが、庭の緑には溶け込みます。
2 アイボリーの濃さで印象が変わる
アイボリーの濃さで、また違った印象を表現させられます。
瓦屋根、雨どい、ベランダなどの色を見て、合わせるのも良いですね。
職人が手塗で塗ることで、綺麗に仕上げられます。
色目のご相談や、外壁塗装をお考えなら、専門家にこにこリフォームへお任せください。