~大難を小難に。身体も住まいも、異変を感じたときが点検のタイミング~
こんにちは。
にこにこリフォーム、屋根職人の岡本です。
実は盆休み前、仕事中に突然、心臓のあたりに違和感を感じました。
「何かいつもと違うな……」
そんな感覚でした。
私は昔から病院があまり好きではなく、少々のことなら「大丈夫やろ」と済ませてしまうタイプです。
職人を長くやっていると、多少しんどくても仕事を優先してしまうところがあります。
しかし、その日はなぜか、
「今日は病院へ行ったほうがいい」
と思いました。
そして、その日は偶然にも亡き母の命日でした。
母が「ちゃんと病院へ行きなさい」と教えてくれたのかもしれない。
そんなことも感じながら、事務所近くのクリニックを受診しました。
診てもらうと血圧が高く、大きな病院を紹介していただくことになりました。
そして紹介先の病院へ行ったところ、検査の結果、
そのまま入院。
診断は、
「心筋梗塞になる一歩手前」
という状態でした。
もし、あのとき、
「これぐらい大丈夫やろ」
「盆休みが終わってから病院へ行こう」
と先延ばしにしていたら、どうなっていたかわかりません。
今回は本当に、
大難を小難に。
小難を無難に。
大事に至る前に気づかせてもらえたことに、心から感謝しています。
屋根の異変も、最初は小さなサインから
今回の経験をして、ふと思いました。
これは私たちが毎日携わっている住宅も同じだな、と。
屋根も外壁も、ある日突然、何の前触れもなく大きく傷むとは限りません。
最初は、
「少し色あせてきたな」
「小さなひび割れがあるな」
「雨樋の様子がおかしいな」
「天井に薄いシミがあるな」
そんな小さな違和感から始まることがあります。
ところが、
「まだ大丈夫だろう」
と放っておくと、小さな傷みから雨水が入り、下地や柱まで傷めてしまうことがあります。
早い段階なら簡単な補修で済んだものが、何年も放置したことで大きな工事になることもあります。
私の身体も同じでした。
小さな違和感の段階で病院へ行ったからこそ、大事になる前に見つけてもらうことができました。
「まだ大丈夫」が一番怖い
35年以上、屋根の仕事をしてきて、お客様には何度も、
「早めに見てもらったほうがいいですよ」
とお伝えしてきました。
ところが、自分の身体になると、
「自分はまだ大丈夫」
と思ってしまう。
今回の出来事で、改めてその怖さを知りました。
身体も住まいも、
壊れてから直すより、壊れる前に気づく。
そのためには、定期的に診てもらう、点検してもらうことが大切なのだと思います。
住宅で言えば、私たち職人は**「住まいのお医者さん」**のような役割なのかもしれません。
悪いところを探して工事をするのではなく、
「今は大丈夫ですよ」
「ここだけ少し注意しておきましょう」
「これは数年後でも大丈夫です」
そうやって、その家を長く見守っていく。
それも地域の職人の大切な仕事だと思っています。
工事は一回、お付き合いは一生
今回、私は自分自身の身体から大切なことを教えてもらいました。
そして、亡き母の命日に起きたこの出来事にも、何か意味があったような気がしています。
まだまだ仕事もしたい。
まだまだ屋根にも上がりたい。
そして、これまでお世話になったお客様の住まいも、これから長く見守っていきたい。
だからこそ、自分の身体も大切にしなければいけません。
身体も住まいも、早めの点検、早めの対応。
「何かいつもと違うな」
そう感じたときには、その小さなサインを無視しないこと。
小さな異変のうちに気づくことが、
大きな災いを防ぐことにつながります。
今回、大事に至らずに済んだこと。
病院へ行こうと思わせてもらえたこと。
そして、また元気に仕事へ戻れること。
すべて当たり前ではありません。
大難を小難に。小難を無難に。
改めて、日々仕事ができること、家族がいること、お客様とのご縁があることに感謝して、これからも一軒一軒、正直な仕事を続けていきたいと思います。
工事は一回。
お付き合いは一生。
これからは、お客様の屋根だけでなく、
自分の身体の点検もしっかりしていこうと思います(笑)。
そして、オカン!いつも見守ってくれてありがとう!
にこにこリフォーム
伊丹店 代表親方 屋根職人一筋 岡本隆幸