目 次
ブラックの特徴とは?
黒(ブラック)は、無彩色であり、真の基本の色。
煤や墨のような色です。
光を一様に吸収し、見る人に暗い感じを与える色といわれている黒色。
ですが、反対に高級感や神秘や威厳などをイメージさせる色でもあります。
ここでは、ブラックの特徴とおしゃれに仕上げるポイントをご説明させていただきます。
■アイボリーブラック(Ivoryblack):象牙を焼いて作った黒い顔料の色。
■ランプブラック(Lampblack):ランプで油などを燃やしたときにランプから出てくる煤(すす)を集めてできた顔料の色。
■暗黒(あんこく):暗闇に包まれたかのような黒色。
■烏羽(からすば):烏の羽のような,つやのある黒色。
■黒檀(こくたん):辺材が灰白色で、心材が漆黒、または濃褐色および黒色の縞模様があり、金属的な光沢が見られる色。
■黒橡(くろつるばみ):濃い茶色がかった黒色を指し、日本の伝統色の中でも特に深い趣を持つ色。
■濡羽(ぬれば):カラスの羽のような艶のある黒色。
■濡烏(ぬれがらす):青みを帯びた黒。
■呂、蝋(ろ、ろう):黒漆の濡れたような深く美しい黒色。
■漆黒(しっこく):黒漆くろうるしを塗った漆器のような深く艶のある黒色。
■紫黒(しこく):紫と黒の混合色。
■墨(すみ):墨の五彩の一つで、黒に近い灰黒色。
■鉄黒(てつぐろ):鉄の酸化物である四酸化三鉄に由来する黒色。
高級感が出て、おしゃれな雰囲気になる
黒は、単色で見ると一見地味な印象を与えますが、建築では、他にはない個性的で、洗練された、おしゃれな印象を与えます。
シックで重厚感のある仕上がりになるため、デザイン性を重視される方やこだわりのある外観を求められる方にピッタリです。
黒は無彩色で、様々な色と相性が良いと言えます。
そして、白と黒の対比が、よりモダンな印象を与えます。
逆に、モダン過ぎない印象をお好みの方や優しい印象にしたい場合は、真っ白ではなく、少しグレー掛かった色を入れるなどすることで、合わせる色味次第で表情はかなり違って見えます。
また、黒は、赤や青などの原色とも組み合わせやすいため、ツートンカラーやアクセントカラーとして取り入れるのも良いでしょう。
黒で引き締める
黒は、白と異なり、後退色と呼ばれる色で、家全体のシルエットが引き締まって見えやすいという効果が期待できるため、黒い外壁を使用しても重い印象になることが少ないです。
例えば、形がボテっとしている印象を受ける家では、白の外壁にするよりも、黒の外壁にする方が、家の圧迫感を減らすことができます。
但し、高さや幅のある大きな家に黒を加えると、威圧感があるように見えてしまうため、家が横に広い場合は高さを抑える、家に高さがある場合は狭小地など幅が狭い場合に限る、黒以外にアクセントの色を使用するなど、黒は逆に目立つこともあるため、周りと調和するような家にすることも大切な要素となります。
ちなみに、家の外壁の色で迷われた際は、白ベースの外観と黒ベースの外観を作ってもらって見比べると、異なった印象になり、興味深いです。
細部にこだわる
濃い黒と薄い黒の外観とを見比べると、濃い色の方がより引き締まって見えます。
一方で、濃い色は汚れの付着時や劣化時に色落ちが目立つようになります。
そのため、黒の色味を選ぶ際の最初のポイントは、色の深み、または、メンテナンス性をとるのか、優先順位を決めることが大切になります。
その他注意ポイントとしては、外壁に黒を用いる場合は、できるだけ艶は抑えた方が綺麗に見えます。
艶が濃くなるほどに、色に品が失われてしまうため、艶を加えても3分艶などはできるだけ抑えた方が無難です。
特にリフォームで黒く塗装する場合は、艶はあまり出さないのが基本になります。
その他、外壁を黒にする場合は、サッシ枠や換気口のフードも外観を整えるための大切な要素となります。
基本的に、フード部分は目立たせたくないので、外壁に近い目立たない色に、サッシを目立たせる場合は外壁と違ったシルバー系の色にして、バランスを取るのがポイントです。
外壁を黒にした場合は、外壁の色に目がついつい行きがちですが、細部を整えることで、より綺麗な外観に落ち着きます。
木材や木目調の色を合わせる
黒は、他の色に比べて高級感を感じさせられます。
黒単体での使用は、少し個性的で存在感が強めになりますが、木目をプラスすることで、柔らかい印象にすることが可能になります。
そのため、落ち着いた印象の家にしたい場合は、黒の外壁に木目を合わせるのが効果的です。
木目調の外壁材と組み合わせることで、和モダンで、スタイリッシュな印象を与えます。
また、木目の使い方次第で、モダンなのか、和モダンなのかを変化させられます。
オシャレな家に仕上げるポイント
ブラックを使用することで他の色に締まりを持たせたり、一色で使用してもシックな印象を与え、おしゃれに見えます。
汚れが目立ちにくく、人気のある色です。
そこで、ブラックでオシャレにカッコよく仕上げるコツをまとめました。
1 屋根だけ、外壁だけ、全体に取り入れる!
屋根をブラックにしたり、外壁をブラックにしたり、全体的にブラックにしたり、様々な場面でブラックを取り入れる機会が多くあります。
シックな印象になり、おしゃれに仕上がります!
色の分け方を、大きく3つにわけました。
屋根をブラックに
付属部をブラックに
ベランダと付属部をブラックに
ブラックで統一
何度も出来ない塗装工事です。
兵庫県内でブラック塗装をお考えなら、
ブラック塗装の専門家にこにこリフォームへお任せください。