48歳で社長を譲った理由。事業承継は「引退」ではなく、次の世代を育てること

「事業承継」

いつもありがとうございます。
にこにこリフォーム代表取締役会長の長石 学です。

「事業承継」と聞くと、

60代、70代になってから考えるもの。

そんなイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

しかし私は、48歳の時に、四代目として高田一平へ社長を託しました。

私自身、まだまだ働ける年齢です。

体も動きますし、現場にも出られます。

「なぜ、そんなに早く社長を譲ったのですか?」

と聞かれることもあります。

私が早い時期に事業承継を決めた理由は、大きく三つあります。

一つ目は、「社長を次の世代へつなぐ文化」を会社に残したかったから

私が一番つくりたかったのは、

一人の社長が、いつまでも社長の椅子を握り続ける会社ではありません。

三代目から四代目へ。

四代目から五代目へ。

そして、その次の世代へ。

元気なうちから次の人に役割を渡し、先代がそばで支えながら、次の経営者を育てていく。

そんな文化を、にこにこリフォームの中につくりたいと思いました。

事業承継は、ある日突然、

「明日から君が社長や」

と言ってできるものではありません。

人を育てるのと同じで、時間がかかります。

失敗することもあります。

判断に迷うこともあります。

だからこそ、先代が元気なうちにバトンを渡す。

そして、失敗しても一緒に考えられる時間をつくる。

それが、本当の事業承継ではないかと私は考えています。

二つ目は、社長という責任を背負わなければ、人は本当の意味では育たないと思ったから

いくら「次期社長」と呼ばれていても、最後の決断を先代がしているうちは、本当の意味で経営者にはなれません。

売上のこと。

社員のこと。

お客様のこと。

採用のこと。

資金繰りのこと。

そして、時には厳しい決断もしなければならない。

社長という立場になって初めて見える景色があります。

私自身も、父三代目として会社を背負ったからこそ、分かったことがたくさんありました。

だから、高田社長にも、私が横にいるうちに社長としての経験を積んでもらいたいと思いました。

もちろん、任せたからといって放っておくわけではありません。

困った時には一緒に考える。

必要な時には支える。

その経験の積み重ねが、次の経営者をつくっていくのだと思っています。

三つ目は、私自身も「会長」という新しい役割を学ぶ必要があったから

これは、事業承継をしてから特に感じていることです。

社長を譲ったら、自分の仕事が終わるわけではありません。

むしろ、私自身にも新しい修行が始まりました。

社長をやることと、会長として社長を支えることは、まったく違います。

自分ならこうする。

自分ならこう判断する。

そう思うことは、今でもあります。

しかし、すべて口を出してしまえば、四代目社長は育ちません。

任せるところは任せる。

しかし、本当に必要な時には支える。

一歩引いて全体を見る。

次の幹部を育てる。

さらにその先の五代目、六代目につながる仕組みを考える。

私自身も、会長という立場になって初めて学んでいる最中です。

つまり、事業承継とは、

後継者だけが成長するものではなく、先代も一緒に成長するもの

なのだと思います。

事業承継は「先代が消えること」ではない

私は、事業承継というものを、

先代が会社から退き、すべてを後継者に任せて終わり。

とは考えていません。

先代には先代の役割があります。

これまで築いてきた信用があります。

経験があります。

人とのつながりがあります。

一方、次の世代には、新しい感覚があります。

新しい発想があります。

これからの時代を生きていく力があります。

どちらか一方が正しいのではありません。

先代と次世代が、それぞれの役割を持ちながら会社をつないでいく。

それが、私たちが目指している事業承継です。

これからのにこにこリフォームを一緒につくっていく創業者です。

そして、この挑戦を一緒に実現してくれている四代目、高田一平社長には、心から感謝しています。

社長という仕事は、外から見ているほど格好の良いものばかりではありません。

責任もあります。

孤独もあります。

思うようにいかないことも、たくさんあります。

それでも、高田社長は会社の先頭に立ち、社員とお客様に向き合ってくれています。

私は高田社長を、単なる後継者だとは思っていません。

これからのにこにこリフォームを一緒につくっていく創業者です。

三代目と四代目。

役職は変わりましたが、目指しているところは同じです。

そして、変化を受け入れてくれた社員

社長が代わるということは、社員にとっても大きな変化です。

会社の考え方や役割が変わることもあります。

戸惑うこともあったと思います。

それでも、高田社長を支え、会社の変化を受け入れ、毎日お客様と現場に向き合ってくれている社員のみんなにも、本当に感謝しています。

事業承継は、先代・社長だけではできません。

社員がいて、職人がいて、幹部がいて、お客様がいて、初めて会社は次の世代へつながっていきます。

本当の事業継承はこれから!

私は、事業承継のゴールを「四代目に渡すこと」だとは思っていません。

四代目から五代目へ。

五代目から六代目へ.若い世代ができる仕組みを作る事

いつの日か、私たちの名前を知る人が会社からいなくなったとしても、

「この地域に、にこにこリフォームがあって良かった」

そう言っていただける会社が残っている。

それが、本当の事業承継だと思っています。

会社は、誰か一人のものではありません。

次の世代から預かり、また次の世代へ渡していくものです。

だから私は、48歳で社長という役割を高田一平へ託しました。

そして今は、会長という新しい立場で、私自身もまだまだ勉強中です。

高田社長と共に。

経営幹部と共に。

社員のみんなと共に。

そして、地域のお客様と共に。

百年先まで、にこにこし続けられる職人直営専門を目指して。

今日も伊丹市、三田市、川西市、猪名川町、宝塚市、尼崎市を中心に、地域の住まいを守るために頑張っていきます。

にこにこリフォーム
代表取締役会長 長石 学

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