~会社経営に完成はない。今日も「下地」を整える毎日です~
いつもありがとうございます。
にこにこリフォーム代表取締役会長の長石 学です。
塗装屋なら、当たり前に知っていることがあります。
それは、
「塗装は、上塗りよりも下地が大切」
ということです。
どれだけ良い塗料を使っても、どれだけ上塗りをきれいに仕上げても、下地が悪ければ長持ちはしません。
汚れを落とす。
ひび割れを補修する。
悪い部分を直す。
必要なところに手間をかける。
こうした完成した時には見えなくなる仕事こそ、実は塗装の品質を左右します。
最近、会社経営をしていて思うことがあります。
会社づくりも、まったく同じではないか。
広告やホームページは「上塗り」
広告を出す。
ホームページを良くする。
SNSで発信する。
営業力を高める。
会社の魅力を伝え、お客様に知っていただくためには、どれも大切なことです。
にこにこリフォームも、長年取り組んできました。
でも、塗装屋の私からすると、これらはある意味、
会社の「上塗り」
なのかもしれません。
その前に、本当に大切なものがあります。
良い仕事ができる環境をつくること。
品質を守れる仕組みをつくること。
職人と社員を育てること。
私は、これが会社の「下地」だと思っています。
下地が弱ければ、いつか剥がれる
塗装なら、下地が弱いまま上からきれいに塗っても、いつか剥がれてきます。
会社も同じではないでしょうか。
ホームページでは立派なことを言っている。
広告では良い会社に見える。
でも実際の現場が伴っていない。
社員が育っていない。
品質を守る仕組みができていない。
これでは長くは続きません。
会社は、実力以上に良く見せ続けることはできない。
だからこそ、表に見える部分を良くする以上に、中身を強くしていかなければならないと思っています。
ところが、会社の下地づくりは塗装より難しい
ただ、ここからが難しいところです。
私は塗装屋ですから、塗装の下地づくりなら分かります。
悪いところを見つけて、補修する。
下地を整えて、正しい工程で塗装する。
そして工事はいずれ完成します。
ところが会社経営は違います。
会社の下地づくりには「完成」がありません。
人が変わります。
会社も成長します。
時代も変わります。
お客様の求めるものも変わります。
昨日までうまくいっていた仕組みが、明日もうまくいくとは限りません。
人が増えれば、新しい問題も出てきます。
任せてみて、うまくいかないこともあります。
良いと思って始めたことを、やめることもあります。
だから、何度も下地を確認しなければならない。
弱いところが見つかれば、また補修する。
そして、またやってみる。
私自身、今もトライアンドエラーの連続です
長く会社を経営しているからといって、私は会社づくりの答えを知っているわけではありません。
むしろ、やればやるほど難しいと感じています。
「これでいける」と思っても、うまくいかない。
人を育てようとしても、思ったように育たない。
仕組みをつくっても、現場に合わない。
新しいことに挑戦して、立ち止まることもある。
やってみる。
失敗する。
考える。
直す。
そして、もう一度やってみる。
本当に、この繰り返しです。
昔は「失敗したらあかん」と思う気持ちも強かったです。
でも今は少し違います。
失敗しない会社をつくることより、失敗した時にきちんと直せる会社をつくることの方が大切なのではないか。
そう思うようになりました。
塗装でも、下地の悪いところを見つけたら、見て見ぬふりをして上から塗るわけにはいきません。
会社も同じです。
問題が見えたら、逃げずに直す。
その繰り返ししかないのだと思います。
一番難しい下地は「人づくり」
そして、会社の下地の中で一番難しいと感じているのが、
人づくりです。
職人を育てる。
親方を育てる。
社員を育てる。
次のリーダーを育てる。
技術を教えるだけではありません。
挨拶。
礼儀。
時間を守る。
道具を大切にする。
お客様の家を大切にする。
仲間を思いやる。
自分の仕事に責任を持つ。
こうしたことまで含めて、人を育てていかなければなりません。
もちろん、思うようにはいきません。
でも、人を育てることをやめれば、次の職人はいなくなります。
職人がいなくなれば、地域のお客様に塗装や屋根、リフォーム工事を提供し続けることもできません。
だから私たちは、時間がかかっても人を育てる。
それが、地域の工事店としての責任でもあると思っています。
百年先まで残る「下地」をつくりたい
会社づくりは、派手なことばかりではありません。
むしろ、ほとんどが地味なことです。
現場を見直す。
品質を確認する。
社員と話す。
職人を教える。
問題があれば改善する。
そして、また問題が出れば考える。
そんな毎日の積み重ねです。
でも私は、
この地味な毎日こそが、塗装職人を育成する塗装店経営なのだ
と思っています。
会社に完成はありません。
私自身も、まだまだです。
だから今日も、会社の下地を整える。
明日、また弱いところが見つかれば、そこを直す。
その繰り返しの先に、強い会社ができるのではないでしょうか。
表面だけきれいな会社ではなく、中身の強い会社をつくりたい。
職人が育ち、次の世代へ技術がつながり、地域のお客様に長く必要としていただける会社を残したい。
塗装は、上塗りより下地が大切。
そして、
会社づくりも、やっぱり下地が大切です。
今日も、お客様と社員、そして関わってくださる皆様の「にこにこ」を守るために。
地道に下地を整えてまいります😊
にこにこリフォーム
代表取締役会長 長石 学