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一級塗装技能士(建築作業)・にこにこリフォーム四代目代表親方の高田一平です。
コラムを読んでいただきありがとうございます。
外壁の目地コーキング(シーリング)とは?役割や劣化症状をわかりやすく解説
外壁塗装の見積書や工事の説明で、「シーリング」という言葉を聞いたことはありませんか?
「シーリングって何?」
「外壁のどこの部分?」
「なぜ交換する必要があるの?」
このように疑問に思われるお客様も少なくありません。
シーリングは、外壁のすき間を埋めて、建物を雨水などから守る大切な部分です。
今回は、外壁のシーリングについて、できるだけ専門用語を使わず、わかりやすくご説明します。
外壁の目地シーリングとは?
外壁の「目地」とは、外壁材と外壁材のつなぎ目にあるすき間のことです。
この目地には、ゴムのような柔らかい材料が充填されています。
これが「シーリング」と呼ばれるものです。
簡単にいうと、
「外壁と外壁のすき間を埋めて、建物を守る材料」です。
外壁材は、気温の変化などによって伸びたり縮んだりします。
シーリングは、その動きに合わせて伸び縮みすることで、外壁材のつなぎ目を守っています。
シーリングの主な役割
シーリングには、主に3つの大切な役割があります。
① 雨水の侵入を防ぐ
シーリングの大きな役割の一つが、外壁のすき間から雨水が入るのを防ぐことです。
外壁の目地にすき間ができてしまうと、そこから雨水が入り込む可能性があります。
そのため、シーリングで目地をしっかり埋めておくことが大切です。
② 外壁の動きを吸収する
建物は、気温や湿度などの影響によって、わずかに動きます。
また、外壁材も温度変化によって伸びたり縮んだりします。
シーリングは柔らかく伸び縮みすることで、こうした外壁の動きを吸収します。
外壁材同士が直接ぶつかったり、ひび割れたりするのを防ぐ役割があります。
③ 外壁をきれいに仕上げる
シーリングは、外壁材のつなぎ目を埋めることで、外壁全体をきれいに見せる役割もあります。
シーリングが劣化すると、ひび割れやすき間などが目立つようになり、建物の見た目にも影響します。
シーリングは時間が経つと劣化します
シーリングは、いつまでも同じ状態を保てるわけではありません。
紫外線や雨、気温の変化などによって、少しずつ劣化していきます。
特に、次のような症状が見られた場合は注意が必要です。
・ひび割れている
・表面が硬くなっている
・シーリンググが痩せてすき間ができている
・外壁からシーリングが離れている
・シーリングが切れている
このような状態になると、本来の防水性能を十分に発揮できなくなる可能性があります。
シーリングが劣化するとどうなる?
シーリングの劣化をそのままにしておくと、目地部分から雨水が入り込む原因になることがあります。
外壁の内部に水が入り込むと、外壁材や下地の劣化につながる可能性があります。
そのため、外壁塗装を行う際には、外壁だけでなくシーリングの状態も確認することが大切です。
ただし、劣化しているからといって、必ずしもすぐに交換が必要とは限りません。
建物の状態を確認したうえで、必要な補修方法を判断することが大切です。


既存シーリングの撤去
カッターなどを使って、ひび割れたり硬化したりした古いシーリング材をきれいに剥ぎ取ります。
マスキングテープで養生
目地の両脇にテープを貼り、外壁関係ない部分にシーリング材がつかないよう保護します。


プライマー(下塗り材)の塗布
目地の内側に専用の接着剤(プライマー)を塗り込みます。これを塗らないと、数年で剥がれてしまう原因になります。
シーリング材の充填
シーリングガンを使い、目地の奥まで空気が入らないようしっかりシーリング材を注入していきます。


ヘラ押さえ(ならし)
専用のヘラで表面をなでるように押し込み、隙間へ密着させながら表面を平らに整えます。
シーリングの補修方法は2種類あります
シーリングの補修には、大きく分けて「打ち替え」と「増し打ち」があります。
打ち替えとは?
古くなったシーリングを取り除き、新しいシーリングを入れ直す方法です。
簡単にいうと、
「古いコーキングを撤去して、新しく入れ替える工事」
です。
シーリングの劣化が進んでいる場合などに行われます。
増し打ちとは?
既存のシーリングを残したまま、その上から新しいシーリングを追加する方法です。
簡単にいうと、
「今あるシーリングの上から、新しいコーキングを足す工事」
です。
ただし、すべての場所で増し打ちが適しているわけではありません。
既存のシーリングの状態や目地の形状などを確認し、適切な方法を選ぶ必要があります。
外壁塗装とシーリングは一緒に確認しましょう
外壁塗装を検討する際は、外壁の塗装だけを見るのではなく、コーキングの状態も一緒に確認することをおすすめします。
外壁がきれいになっても、目地のコーキングが大きく劣化している場合は、コーキングの補修が必要になることがあります。
外壁とシーリングの状態を確認し、必要な工事だけを行うことが大切です。
まとめ|コーキングは建物を守る大切な部分です
外壁の目地にあるシーリングは、単なる「すき間を埋める材料」ではありません。
雨水の侵入を防ぎ、外壁の動きを吸収し、建物を守る大切な役割があります。
時間が経つと、ひび割れや硬化、すき間などの劣化症状が出てくることがあります。
外壁やコーキングの劣化が気になる方は、お気軽に無料点検無料お見積りをご相談ください。