目 次
- 1 ハウスメーカーと塗装専門店、それぞれの特徴
- 1.1 ヘーベルハウスの特徴
- 1.1.1 ヘーベルハウスの特徴①耐久性
- 1.1.2 ヘーベルハウスの特徴②耐震性
- 1.1.3 ヘーベルハウスの特徴③断熱性
- 1.1.4 ヘーベルハウスの特徴④耐火性
- 1.1.5 ヘーベルハウスの特徴⑤遮音性
- 1.1.6 ヘーベルハウスの特徴⑥防犯性
- 1.1.7 ヘーベルハウスの特徴⑦高設備、機能
- 1.1.8 ヘーベルハウスで使用する主な外壁材①ALCコンクリート・ヘーベル
- 1.1.9 ヘーベルハウスで使用する主な外壁材②光触媒コーティング、デュラ光
- 1.1.10 ヘーベルハウスで使用する主な外壁塗料①グランロック
- 1.1.11 ヘーベルハウスで使用する主な外壁塗料②イベリアン
- 1.1.12 ヘーベルハウスの主な構造、工法①ハイパワード制震ALC構造
- 1.1.13 ヘーベルハウスの主な構造、工法②ロッキング工法
- 1.1.14 ヘーベルハウスの主な構造、工法③重鉄制震、システムラーメン構造
- 1.1.15 ヘーベルハウスの主な構造、工法④ヘーベルシェルタードダブル断熱構法
- 1.2 ハウスメーカーと塗装専門店の違い
- 1.3 ハウスメーカーと塗装専門店との料金の違い
- 1.4 ハウスメーカーに依頼すべき方とは?
- 1.5 ヘーベルハウスで塗り替えを検討するタイミング
- 1.6 ヘーベルハウスの外壁塗装の費用
- 1.7 にこにこリフォームの施工事例
- 1.8 施工会社を選択する上で大切なこと
- 1.1 ヘーベルハウスの特徴
ハウスメーカーと塗装専門店、それぞれの特徴
ヘーベルハウスの特徴
ヘーベルハウスは、旭化成グループによって展開されている大手ハウスメーカーの1つで、末永く安心、安全に暮らせる、高品質な新築住宅を提供しています。
ここでは、ヘーベルハウスの特徴を徹底分析します。
ヘーベルハウスの特徴①耐久性
基本躯体構造は、耐用年数60年以上を実現しています。
細かく言えば、鉄骨や連続布基礎が耐用年数60年以上で、シート防水システム、外壁塗装、屋根材などが耐用年数30年以上です。
完全無機質で腐朽せず、湿気にも強いヘーベル、3層仕上げで優れた防水性の外壁塗装ロングライフコート、高い耐久性を実現する防錆設計、シート防水システムなどにより、丈夫で強い家作りが可能です。
ヘーベルハウスの特徴②耐震性
ヘーベルハウスの注文住宅は、ハイパワード制震ALC構造、ロッキング工法、重鉄・システムラーメン構造により、地震に強く、安心して暮らせます。
ヘーベルハウスの特徴③断熱性
ヘーベルハウスで建てる住宅は、ヘーベルシェルタードダブル断熱構法で、断熱性に優れているため、夏は涼しく、冬は暖かく、快適な暮らしができます。
同時に、光熱費の節約にもなります。
また、独自の住環境シミュレーションARIOSにより、マイホームのプランの段階から、日射や日照、通風、採光を科学的な検証で確認するため、満足度の高いプランニングが可能です。
住み始めて分かる室内環境をプランと設計段階で掴めることから、快適な家作りに繋げられます。
さらには、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)ヘーベルハウスで建てる住宅は、高断熱で高効率設備による省エネ、太陽光発電による創エネにより、年間の一次エネルギー収支を実質ゼロ以下にすることが可能です。ZEHの住宅作りにより、家計や環境に優しく、快適な暮らしが実現できます。
ヘーベルハウスの特徴④耐火性
外壁や床、屋根に国土交通大臣認定の耐火構造部材であるALCコンクリートを採用し、内装下地には石膏ボードを採用するなど、住宅の耐火性を高め、火災発生時に延焼を遅らせます。
ヘーベルハウスの特徴⑤遮音性
厚さ75mmの外壁を使用していて透過する音を小さくします。また、上階の生活音を階下に伝えない遮音性を高めたANRフロア、細部まで防音に配慮した遮音間仕切り壁やトイレ防音仕様、アルミ樹脂複合断熱サッシなどにより、外からの騒音や室内の生活音を低減するため、音ストレスを減らすことができます。
ヘーベルハウスの特徴⑥防犯性
ヘーベルハウスで家を建てると、独自の防犯配慮設計システムASDSにより、高い防犯性を保つことができます。開口部を強化するハードディフェンス、防犯をケアゾーン・プライベートゾーン・アクセスゾーンのゾーン毎に提案するゾーンディフェンス、用心する習慣をサポートするソフトディフェンスの3つの角度から防犯性の高い家作りをしています。
全ての窓の二重ロック化や合わせ低放射複層ガラス、センサーライトや視線を通すフェンスなど、
様々な防犯対策に取り組み、不審者や空き巣に狙われにくい住宅に住むことができます。
ヘーベルハウスの特徴⑦高設備、機能
ヘーベルハウスの住宅は、高い創エネルギー性能を兼ね備えた設備機能で知られています。
太陽エネルギーを効率よく、住まいの電気として利用する太陽光発電システムに、消費エネルギーを見える化するHEMS、水素と酸素から電気や熱を作り出すエネファームが挙げられます。
夏は外気温より低く、冬は外気温より高い、地中熱を利用して冷暖房にする地中熱冷暖房システム。電気を蓄える太陽光、蓄電池マルチシステム。
これらテクノロジーを活用した高創エネルギー性能の住宅です。
ヘーベルハウスで使用する主な外壁材①ALCコンクリート・ヘーベル
一般のコンクリートに比べて、約10倍の断熱性能を備えています。
内部の気泡が空気の層を作るため、熱伝導率が低く、燃えにくい耐火構造を有しているため、耐火性や防火性に優れています。
軽量性があり、地震や台風時の建物、地盤への負荷を軽減させます。寸法安定性があり、長い歳月にも寸法変化を起こさず、腐食を起こさせません。
また、遮音性があり、内部に含まれた無数の独立気泡が音を吸収します。
重量鉄骨の重鉄制震・システムラーメン構造の採用により、制震装置のサイレスと呼ばれるオイルダンパーが複数枚付属しています。
ヘーベルハウスで使用する主な外壁材②光触媒コーティング、デュラ光
デュラ光とは、ヘーベルの純正塗料であるイベリアンやグランロックとを組み合わせて使用するコーティング剤のことです。
デュラ光の光触媒コーティング剤は、紫外線が壁面についた汚れと太陽光(紫外線)が当たることで化学反応を起こし、壁面の汚れを分解します。また、表面は親水物質を特殊配合して親水膜を作り、降雨時に薄外汚れ物質の下に入り込み、自動的に洗い流す仕組みです。このため、ごみや埃の付着を低減する効果があります。
デュラ光の期待耐用年数は、30年です。
特に、土埃などの郊外型汚れ、油汚れ、すすなどの汚れに対して低減効果があります。
ヘーベルハウスで使用する主な外壁塗料①グランロック
純正塗料グランロックヘーベル外壁の塗料の中でも、最も認知度の高い塗料です。
ベース色15色とアクセント色の6色の合計21色のバリエーションを持ち、花崗岩をイメージして造られた高級感のある仕上げ塗材です。
グランロックは、ベースカラーとなる下塗り剤と多彩チップを含む上塗り剤の2工程です。
下塗りと上塗りは、いずれも高耐候のアクリルシリコーン樹脂を主原料としており、期待耐久年数は、10~15年です。グランロック塗装は、太陽光の影響によるシーリング部の劣化が進行する心配が要りません。
ヘーベルハウスで使用する主な外壁塗料②イベリアン
イベリアンは、ヘーベル外壁材の塗料の中でも高級な塗料材です。
主成分は、グランロック塗装と同じ高耐候アクリルシリコーン樹脂を使用。優れた耐候性と防汚性を発揮します。
塗装は、上塗り、中塗り、下塗りで、より長く美しさを保ちます。
期待耐用年数は、20~25年です。
カラーバリエーションは、系統別に分かれた全24色で、御影石調の美しい耐候性に加え、重厚優美な深みのある外観を演出します。
価格は、グランロックに比べ少し高いですが、組み合わせをこだわりたい方におすすめです。
ヘーベルハウスの主な構造、工法①ハイパワード制震ALC構造
地震に強い家作りのため、制震フレームのハイパワードクロスと剛床システムを組み合わせたハイパワード制震ALC構造を採用しています。
ハイパワードクロスは、地震エネルギーを効率よく吸収します。
剛床システムは、床を一体化させて、変形を抑えることが可能で、高い耐震性、耐久性を実現した構造となっています。
ヘーベルハウスの主な構造、工法②ロッキング工法
外壁にロッキング機構を持たせ、軟に追随する目地シーリング材を利用して、外壁の脱落や損傷を抑えるロッキング工法を採用しています。
ヘーベルハウスの主な構造、工法③重鉄制震、システムラーメン構造
強靭な柱だけで建ち上がる、重鉄制震・システムラーメン構造を採用しています。
ダイナミックコネクタやコラムカプラなどの独自の接合システム、高層ビルなどにも使用されているオイルダンパーをカスタマイズしたサイレスなどにより、強靭な構造躯体を実現。
地震に強い構造です。
ヘーベルハウスの主な構造、工法④ヘーベルシェルタードダブル断熱構法
耐久型断熱のヘーベルシェルタードダブル断熱構法を採用しています。
ALCコンクリートと高性能断熱材を一体化させたもので、次世代省エネルギー基準をクリアする高い断熱性を実現。
半世紀を超えて持続する断熱性を誇ります。
ハウスメーカーと塗装専門店の違い
ハウスメーカーと塗装業者の違いや、選び方のポイントを解説します。
塗装工事で何(コストパフォーマンス、安心感など)を一番重要視するのかにより、ハウスメーカーに依頼するのか、塗装業者に依頼するのか、異なります。
ブランド力ならハウスメーカー
塗装業者の場合、ハウスメーカーの下請け業者よりも、はるかに施工技術が優れていることがあります。
何故なら、塗装業者の中には、特定のハウスメーカーにおいて外壁塗装の経験が豊富な業者が数多く存在するためです。
そのため、外壁材に適した塗料の提案でも、豊富なアドバイスを受けることができます。
全体的に、全ての塗装業者が優れたスキルを持っているかと言えば、そういう訳ではありません。
施工実績などは、施工業者の公式サイトから調べるなど塗装前に十分な検討が必要です。
コスパ重視なら塗装業者
塗装業者はハウスメーカーに比べて、外壁塗装の費用が安い傾向にあります。
何故なら、塗装業者は自社で塗料や施工を行い、中間マージン(仲介料)が発生しないためと、宣伝費や広告費を抑えていることが多いためです。
一般的に、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合、塗装業者の施工に比べ、3割程度高くなります。
但し、塗装業者と言えど、様々な施工店があります。施工店により、工事の得意不得意や実績の有無は異なりますので、業者選びは慎重に行うのが良いでしょう。付き合いが長く、信頼のできる塗装業者が身近にいれば、その業者からまず見積もりを取るのが賢明です。工事を気持ちよく遂行できます。
ハウスメーカーと塗装専門店との料金の違い
下請け業者
ハウスメーカー(元請け)では、自社で選定し、実際に工事を行う塗装業者(下請け)に外注することが多く、施工業者の選択ができない場合があります。
ただ、外壁材に適した塗料や、塗装方法もマニュアル化されていることから、高い品質で施工できる安心感があります。
一方、塗装業者は、複数の施工業者の中から、ご自身に合った業者を選択できます。
自社営業、自社施工であるため、足場業者を除いて、工事に関わるのは1社のみであることがほとんどです。
料金は、ハウスメーカーでは中間マージンが発生し、高くなります。
塗装業者は、中間マージンが発生しないため、ハウスメーカーよりも2〜3割程度安く済む可能性があります。
一般的に、ハウスメーカーのマージンは、約1~3割です。単純計算で、例えば、塗装業者に塗装をお願いする価格が100万円である場合、マージンの価格は10~30万です。
実際、マージン設定の割合や基準は企業によって様々です。契約前に値引き交渉があることを前提として、マージンを高めに設定している場合もあります。塗装工事では値引き交渉が行われることが多いため、値引きに対応しつつ、損をしないための対策です。また、施主がハウスメーカー社員の家族や友人関係である場合、安く設定されることがあります。
工事に関わる人数
ハウスメーカーの塗装工事では、塗装業者の塗装工事に比べ、工事に関わる人の数が多いです。
主に、営業マン(元請け)、積算担当(元請け)、現場監督(元請け)、作業員(下請けの職人)と、必ず複数の会社の、複数の人間が工事に関わります。
一方、塗装業者の塗装工事は自社施工であることから、現場責任者と作業員(職人)のみが関わります。現場責任者も作業員も、自社の社員です。
関わる人数が多くなる=工事の質が上がる とは言い切れず、むしろ、工事に関わる人数は最小限に抑えるのが良いです。何故なら、工事に関わる人が多ければ多いほど、伝達ミスなどが起こりやすくなるためです。
営業マン
ハウスメーカーでは、実際に現場に関わる人以外に、営業専門の営業マンが存在します。
大手のハウスメーカーほど、営業マンは沢山います。
一方、塗装業者は、営業マンを置いていないことが少なくありません。
施工管理など、現場に関わる人が接客を担当します。
宣伝、広告
一般的に、ハウスメーカーは塗装業者と比べて、会社の運営費が高いです。
このコストが高いほど、塗装工事の価格は高くなる傾向にあります。営業マンの人件費や全国的な宣伝、広告費などに値します。
一方、塗装業者はハウスメーカーに比べ、会社の規模が小さく、会社運営に掛かる経費は少ないため、実質施工に掛かるコストが異なります。
塗料
ハウスメーカーは、自社で開発した外壁材を採用し、同外壁材に適した塗料を提供することができます。マニュアル化されていることが多いため、塗料の選択肢が限られることがあります。外壁材により適切な塗料は異なるため、ハウスメーカーに依頼することで、外壁材を傷めずに長持ちさせることができます。
塗装業者はハウスメーカーに比べて、塗料の選択肢が豊富です。様々なメーカーの塗料の取り扱いがあり、お好み、予算に合わせて塗料をご選択いただけます。そのため、遮熱性や耐候性などに優れた塗料や耐久性に優れているハイグレードな塗料など、こだわりを持って自由にご選択いただけます。こだわりの塗料を使用したい場合は、一般の塗装業者に依頼する方が良いでしょう。
オリジナルの塗料は、単価が高く、且つ、4回塗り(見た目の観点から3回塗りに加え、防水、防汚を目的として再度1回塗装)が基本で、手間やコストが掛かります。
延長保証
ハウスメーカーでは、外壁塗装など有料メンテナンスとして、延長保証を提供している場合があります。
延長保証の期間は、ハウスメーカーにより異なりますが、10、20年といった長期間保証をしているケースもあります。
ハウスメーカーに依頼すべき方とは?
ハウスメーカーとの信頼関係がある
注文住宅を新築、建売住宅購入時、定期点検など、現在までハウスメーカーと長い付き合いがある、ハウスメーカーとすでに信頼関係がある場合には、ハウスメーカーに依頼することで安心感が得られるでしょう。メーカー側が家の状態を把握しており、話が早い点がメリットです。知人や家族がハウスメーカーに勤務していたり、紹介を受けたりすると、施工費用が割引されることがあります。
外壁の仕様が特殊
外壁材の仕様が特殊である場合は、ハウスメーカーで塗装する方が、外壁のデザイン性を損なう恐れを最小限に抑えることができます。特殊な仕様例としては、無垢の木材やハウスメーカー独自の仕様の外壁材が挙げられます。また、無機コーティングなどの特殊なコーティングが施された外壁の場合は、ハウスメーカーの保証がある点に注意が必要です。この場合、塗装業者が塗装を行うことで、ハウスメーカーの保証が無効になる恐れがあります。外壁が無機コーティングかどうかの見分け方は、築10年ほどでコケが発生しているようであれば、まず特殊なコーティングはされていないと考えて良いでしょう。
内装の傷みが目立っている
住宅により、築10年ほどで、内装のクロス(壁紙)のはがれや窓枠の傷みなど、湿気や結露が原因による劣化が目立ってくることがあります。外壁塗装を検討し始める際、内装にも傷みが目立つ場合には、ハウスメーカーに外壁塗装と内装リフォームをまとめて依頼するのも良いかもしれません。
ヘーベルハウスで塗り替えを検討するタイミング
へーベルハウスの外壁は、新築時に標準でアクリルシリコン塗料が塗られています。
へーベルハウスのホームページでは、アクリルシリコン塗料の場合の塗り替え目安は20年とされています。
特殊なALC外壁を使用しているため、塗装の際は正しい知識や技術が必要です。

既存住宅の売買には、引き渡し後に万が一、隠れた瑕疵(雨漏り、シロアリ被害、建物構造上主要な部位の腐食、給排水管路の故障等)が見受けられた際、売主様が買主様に責任を負う、瑕疵担保責任が存在します。 そのため瑕疵があった場合は、その補修費用を負担しなければなりません。
ヘーベルハウスでは、建物お引き渡しから築後60年先まで、1、2、5年目、以降は5年毎に、住まいの基本躯体構造、防水、外装などついて無料点検を実施しています。
また、基本躯体構造、屋根防水、外壁防水、開口部枠などについて、初期保証を30年(最長60年保証)としています。キッチンセット、ユニットバス、トイレ、エアコンなどの17品目の主要な住宅設備機器についても、10年間保証されています。
他社の様な有料メンテナンスで10年毎の延長といったプランは、存在しません。
外壁塗装に適した季節は、雨の比較的少ない春や秋で、予期せぬ雨が降ったとしても、優良業者であれば、しっかり下地が乾いてから塗り直しをしてくれるでしょう。
汚れやカビ
壁に汚れやカビの目立ちが確認出来たら、塗り替えの時期と言えます。
ヘーベル外壁材は、コンクリート内に気孔があり調湿性能により水分を含みやすい性能を持っています。そのため、本来ヘーベル外壁材の防水機能を担っている塗装剤が劣化により剥がれてしまった場合は、防水性能が落ち自宅内部の壁内へ湿度を与えてしまいます。
この状態がさらに進むとカビなどが発生し、外壁が水を吸った状態になります。放置期間が長くなればなるほど、カビが根を張り、汚れが落ちなくなります。これは、外壁の強度を落とす原因になりますので、放置しないようにしましょう。
特に、日の当たらない箇所や建物の北側は、要注意です。
外壁は、常に雨や紫外線の影響を受けます。
色あせやコケの付着などで汚れた外壁は、家庭用洗剤で汚れを落とそうとしてもなかなか落ちません。高所の清掃は危険、且つ、目の届かない箇所の汚れもあります。
目視で、汚れの目立ちが見られた場合は、塗り替えをご検討ください。


へーベルハウスの外壁工事では、通気を確保する工事も同時に行われます。
そのため、塗料の耐用年数などを踏まえて、住宅の維持のためにも外壁塗装の塗り直し工事を定期的に行う必要があります。
コーキングひび割れ
住宅のコーキング部分を、時間のある時に確認してみてください。
紫外線の影響で、外壁にひびが入ることがあります。 このひび割れは、コーキングに弾力性がなくなると発生します。放置すると、どんどんひび割れは大きくなり、費用も余分に掛かることがありますので、日々の確認が重要です。


白い粉が手に付着する
白い粉はチョーキング(白亜化)現象と呼ばれ、塗料に含まれている顔料が劣化することで粉状化した現象です。
2000年以前に施工されたダイワハウスの住宅は、外壁塗装後に剥がれたり膨れたりするトラブルが多発しているため、塗装をおすすめできないことがあります。こういった場合は、壁材を剥がし、張り替える方法がありますが、高額な費用が掛かる上、不具合が解決できる保証がないため、おすすめしません。


ヘーベルハウスの外壁塗装の費用
全体の塗り替えとなると、費用がかさみます。塗り替えの際には、ご自身のご要望にあった業者にお願いすることがベストです。費用をなるべく抑えたい、口コミの良いところ、実績がある業者が良いなどご家族のご要望を改めて確認しておくことが大切です。
相場よりも高め
ヘーベルハウスの外壁塗装の費用は、一般的な住宅と比較すると高額になりやすい傾向があります。
一般的な住宅(30坪(148㎡))の場合、約95~150万円が相場です。また、施工実績によると、最低費用127万円、最高費用226万円という結果が出ています。
ヘーベルハウスの外壁塗装では、高級感のある仕上がりに出来ることから吹付け多彩模様を選択されるケースが多いです。
ハウスメーカー施工の住宅は、規模、塗装面積、付帯部の面積が多いです。
外壁塗装の費用相場は、坪単価40,000円〜が目安ですが、塗料の種類によって金額が異なります。
ALC(ヘーベル)外壁は目地が長く、コーキング工事費用が掛かります。
外壁塗装の費用は、住宅の様々な条件によって大きく変動するため、相場はあくまで目安です。
費用面を第一に重視するのであれば、塗装業者やリフォーム店に頼むのが良いでしょう。
にこにこリフォームの施工事例
ヘーベルハウスの外壁工事をご検討の方は、是非、にこにこリフォームにご相談ください。
ヘーベルハウスの住居についても、これまでに施工を担当させていただきました。
にこにこリフォームの施工事例をご覧ください。
お客様から有難い感謝のお言葉も寄せられています。

これまでの施工実績に基づき、今後も安心、安全でお客様に寄り添った工事をお約束いたします。
ご家族の皆様がご納得の上でご契約されるよう、詳しくご説明いたしますので、お気軽にお問合せください。
施工会社を選択する上で大切なこと
金額の安さや、1社の見積もりのみで施工業者を決めてしまうのではなく、数社から相見積りを取りましょう。
塗料の種類、耐用年数、足場の価格、保証期間など、プランの詳細をしっかりと説明してもらい、安心、信頼できる業者を選択してください。
施工実績が豊富な業者を検討
ヘーベルハウスの施工実績のある業者を選択することをおすすめします。ヘーベルハウスの建築は特徴があり、塗料や外壁材も特殊なものを使用しています。業者選びの際には、ホームページでヘーベルハウスの施工実績を確認しましょう。自社ホームページを持たない会社であれば、ヘーベルハウスの施工はあるのかを直接確認しましょう。色や料金の他、実績、仕上がり、口コミ、評判などの確認を行ってください。
戸建て住宅の塗装を依頼するのであれば、戸建て住宅の塗装の施工実績がある施工店が望ましいです。
また、屋根は、建物の中でも雨、雪、紫外線などの影響を一番受ける箇所で、屋根の塗装の剥がれ、屋根と屋根の間にある板金の塗装が劣化しやすいです。 板金の色あせが見られる時には、雨を弾く防水性が低下しているサインです。足場を組んで行う外壁工事と一緒に、屋根の工事を行うこともおすすめです。
まずは見積りを取り、内容で判断する
まずは、複数の塗装業者から相見積もりを取り、比較検討しましょう。
工事内容や費用、塗料の種類、施工方法、アフターサービスなどをしっかりと確認してください。
注意点としては、見積書の内容を必ず口頭で説明してもらうことです。塗装工事の見積書は、専門用語がとても多いため、どの様な作業で、どういったことなのか、分からない箇所があると思います。 そのまま契約して、完成後に思っていた作業が工程に含まれていなかったなど後々トラブルになることもあります。料金だけで判断せずに、細かな内容を確認しておくことがトラブル回避の鍵となります。説明を聞き、メモに残すなど、後で見直した時に分かるようにしておきましょう。
アフターメンテナンスや保証内容も確認しよう
契約書を交わす前に、工事内容、費用、工期、アフターサービスなどを必ず確認しましょう。
契約書にも同様に明記してもらいます。
専門業者に依頼する場合は、工事中だけでなくその後も肝心です。
どのハウスメーカーにも言えますが、契約時に、メンテナンス不要とご案内があることがあります。 ただ、やはり定期的にメンテナンスすることがお家を綺麗に長持ちさせるポイントです。
アフターメンテナンスや保証期間についても、手厚いサポートをしてくれる業者にお願いしましょう。業者によっては、工事終了後音沙汰なしというケースがあります。そういった業者や、アフターサービスの説明がない、30年保証などオーバートークを行うといった業者は避けましょう。
工事後も、手厚いサポートで綺麗な状態を長持ちさせたいと誰もが思うところです。
相談しやすく、すぐに対応してくれるような地域に密着した業者が、大変おすすめです。
ハウスメーカーは、住宅の設計から施工までを一貫して行うため、外壁塗装の品質や工期に安心できます。また、建物の構造、外壁材の種類や状態、仕上げなど、住宅の詳細な情報を把握しているため、適切な塗料や施工方法を選択することができます。
ハウスメーカーは、企業の認知度によって安心感を持つ人が多いだけでなく、フォーム瑕疵担保責任保険(工事の欠陥や業者の倒産の保証)を設けていることがほとんどであるこから、工事に対する不安やストレスが軽減されると考える方もいます。
一般的に、ハウスメーカーによる外壁塗装では、外壁材に適した塗料が使用され、高い品質での施工で、信頼性が高いです。
ハウスメーカーの下請け業者による施工になりますが、塗装方法のマニュアル化により、同じ施工がなされます。
とは言え、下請け業者の中には、施工技術があまり高くない業者も存在します。
そのため、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼する場合は、下請け業者の施工技術を確認することが大切です。