屋根工事は昔ながらの専門用語が多くてわかりにくい。
弊社では「工事1回お付き合いは一生」というぐらい、一度屋根工事すると15年以上は葺き替えやカバー工法はしなくても良いので人生で1回、多くても2回するぐらいの大きい工事となります。なので屋根の名称や専門用語を知らないのは無理ないですよね。今回はよくお客様から質問をされる事や屋根の名称、用語をまとめてみました。
大きく大きく分けて3種類の屋根材があります。
屋根材は、大きく言えば、瓦屋根系 スレート屋根系、金属屋根系の3種類に分かれます。探せばきりがないので一般住宅で使われている主な屋根材です。
「これだけ知っていたら屋根工事安心用語ベスト5!
1,勾配は寸で表します・・・・屋根の傾斜角度の事をいいます。角度は○○度でなくて○○寸になります。
一般的な屋根の勾配は4寸~4.5寸です。屋根足場が必要ありません。
2、 ルーフィング・・・屋根材の下にはる防水シートの事をいいます。
このルーフィングの上に様々な屋根材を取り付けます。大きく分けて3種類の屋根材を取り付けます。屋根用語で葺くといいます。瓦の場合は瓦ぶき 立平ぶき、ガルテクトぶきと職人さんは言ってます。
3、棟板金・・・屋根の一番高い部分の事をいいます。
台風被害で棟板金が飛んでなくなる被害が一番多くありました。
4,破風板・・・屋根の切妻部分? ケラバ部分?屋根とくっついている外壁?説明が難しいので下記写真を見てください。
この部分を破風板と呼びますが、下地が木部の場合と窯業系サイデイングの場合は板金を取り付けることをお勧めします。なぜならば、雨や、太陽の日差しにより塗装しても剥がれる事が多いからです。塗装工事に欠陥があった理由でなく、素材に原因がある場合が多いです。
板金を張れば、10年以上持ち、また、塗装しても剥がれることはないので、板金を取り付ける事をお勧めしております。
5,唐草・・・屋根の軒先に取り付ける板金です。
昔、屋根瓦工事で軒先などに取り付ける瓦に唐草模様の瓦を使用していた名残りが残り、軒先の水切りの事を唐草と言うみたいです。唐草はどこの草?と思いますよね。笑笑
職人仕事には専門用語や独特な職人用語がありますが、わからない事はお気軽に聞いてくださいね。職人さんは怖いイメージがあるかもしれませんが、そんな事は全くないです!にこにこ職人は笑顔で答えてくれますのでご安心ください。